髙島 葉子Yoko Takashima

教授 / 母性看護学・助産学
博士(保健学)

資格

看護師・助産師・ 受胎調節実地指導員

担当授業科目

母性看護学概論、母性看護援助論Ⅰ・Ⅱ、母性看護学実習、統合実践実習、看護課題研究、
地域包括ケア論(子育て世代包括支援)

私の授業紹介

〈母性看護学概論〉
この授業では母性看護学とは何かを2つの視点で学ぶ授業です。第1に、母性は親性・女性・リプロダクティブヘルスとどう関連するのか。男性の中にも存在する母性や親性、親子・家族関係にも踏み込んで考えます。第2に、女性のライフサイクルにおける特徴や健康問題について学びます。学生たちと考え合う授業をめざします。

研究・教育・社会貢献活動の取り組み

日本での出産の場は99.9%が医療機関です。自宅や助産所での出産を望む産婦は約0.1%程度ですが、助産師と助産契約を結び、妊婦健康診査を繰返しながら信頼関係を構築します。しかし、助産事故が発生した場合、信頼関係は当然崩れ訴訟になることもあります。そこで、7年間法学を学んだ経験から、助産事故が発生した場合の助産契約当事者間の信頼関係を繋ぐ初期対応について研究を進めてきました。

看護職(大学教員)を目指した理由

中学2年生の時、ラーメンライスが好きで働きものだった優しい父が突然死しました。体調不良に気づいてあげられなかったことを後悔しました。後悔は看護師・保健師になることに向かいました。入学した看護学校の母性看護学実習初日に分娩に立ち会いました。「いのち」の煌めきに魅了され助産師の道にシフトしていきました。

これから看護職を目指すあなたへのメッセージ

大学では地域住民の健康と福祉の充実をめざし、子育て支援事業を立ち上げ学生と一緒に活動しています。大学での看護や活動には可能性が一杯です。

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