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教員メッセージ

「大学で学ぶ看護」 ~ 保健師とは ~

皆さんは『保健師』と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?

 『保健師』とは、一言で表すと【地域で生活している人々の健康の維持・増進のために働く看護職】です。「地域」には都道府県、市区町村の他に産業・学校も含まれますが、今回は、市町村で働く保健師を紹介します。

 現在日本は少子高齢化や人口減少が進んでいる中、市町村保健師は地域の子育て支援、健康づくり支援、生活習慣病予防、介護予防支援等、住み慣れた地域でいつまでも暮らし続けることができる地域をつくるために、地域の関係職種や住民の皆さんと連携しながら活動しています。

地域に合った活動をすすめるためには地域を知ることが必要です。そのため、保健師は地区踏査や家庭訪問を重ね、地区診断をしたうえで地域住民のニーズに応じた活動を実施しています。

 

本学の保健師課程の特徴

本学の保健師課程は20名選抜としています。20名は少なすぎると思うかもしれませんが、保健師実習の受け入れ状況や、保健師の大学院教育が増えてきていること等から、時代の先を見た定員設定としています。

本学保健師課程の特徴として、4年次に大学周辺の町内をフィールドとしたユニークな地区実習を取り入れていることがあげられます。地区実習は学生自らが1つの町内を歩いて地区踏査し、全戸訪問で町内の情報を収集した結果と合わせて健康課題を見出し、課題を解決するための活動を町内の住民と 相談しながら企画・実施する、地域の最小の行政単位である「町内」をフィールドにして保健師活動の基本を学ぶ実習です。


長岡崇徳大学 看護学部 講師 駒形三和子 

~ 受験生へのメッセージ ~

保健師課程の4年次は、保健師実習や保健師国家試験合格に向けた超多忙な日々が待っていますが、経験豊富な担当教員が揃い、強力なバックアップ体制がある長岡崇徳大学で一緒に学習してみませんか。

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