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教員メッセージ

「大学で学ぶ看護」 ~ 小児看護学とは ~

少子高齢化・核家族化の進行の影響とともに、医療の進歩による入院期間の短縮化が進むにつれて、大人の病棟に子どもが入院することが多くなっています。一方では、高度医療の発展に伴い医療依存度の高い子どもも増えています。

小児看護学は、あらゆる健康段階にある子ども達が「その子らしい」健やかな成長・発達を支援するために、子どもの特徴的な病気や健康課題、子ども・家族の状況に応じた看護とは何かを探求していきます。

 

学内での小児看護学演習・実習の充実を図っています

2年次までの知識・技術を基盤として、3年次ではそれらを実践的な状況と統合しながら学びます。子どもを「権利ある存在」として尊重し、いかなる状況でも苦痛を最小限にし、子どもの“がんばる力”を最大限に引き出す看護、安全・確実なセルフケアを支える看護を大切にしています。

 

喘息発作をおこした子どもの看護演習では、早期回復にむけ効果的に吸入する援助方法を学びます。

幼児にとって吸入器の大きな音や吸入薬の煙、吸入マスクを装着することは怖い体験です。激しく泣くと効果的な吸入が難しいこともあります。演習では子どもが主体的に吸入できるよう理解力に応じた説明方法や、吸入中の苦痛を最小限にする関わり方を看護技術として学びます。演習後はさらによりよい看護に向けた意見交換を大切にしています。

 

 

小児看護学実習での大切な学び

実習では、病院や保育園で実際に子どもや家族に看護を実施します。子どもに苦手意識があったり、子ども・家族とかかわる経験が少なく対人関係を困難と思ったり、小児看護に対し不安な気持ちを抱く学生もいます。しかし様々な実習課題に取り組みながら、大きく成長していく姿は教員として大きな喜びにつながっています。

 


長岡崇徳大学 看護学部 (小児看護学)

講師 伊藤 文子   講師 沼野 博子

~受験生へのメッセージ~

本学で一緒に小児看護学を学びませんか

小児看護学の教員は、子どもの虐待・救急看護、子育て支援、発達障害の子ども・家族の看護、医療的ケアを持つ子ども・家族の看護、医療処置時の子どものがんばりを支える看護について研究しています。小児看護学領域では、皆さんの主体的な学修と根拠に基づいた看護実践力の習得を支援します。本学で一緒に小児看護を学びませんか。

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