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教員メッセージ

「大学で学ぶ看護」 ~ 災害看護学とは ~

災害看護とは、地震、水害などの自然現象や大規模事故などの災害において、看護の知識や技術を用いて、災害が及ぼす生命や健康生活への被害を最小限に抑えるための看護活動です。災害看護は災害発生時の急性期だけでなく、災害前の備えから災害発生後の復興時期まで、それぞれの時期に合わせた多くの役割があります。自然災害の多い我が国で災害看護を学ぶことは、とても重要なことです。

画像提供:東北地方整備局震災伝承館


本学の災害看護学の特長

本学は災害看護を学問として体系的に学ぶことができる大学です。2年次の「災害看護論」では講義形式を中心に災害看護に関する基礎的知識を修得します。3年次の「災害看護活動論Ⅰ」、4年次の「災害看護活動論Ⅱ」では、実際に県内外で発生した地震・雪害・台風・豪雨・原子力災害について振り返り、看護職および地域住民の視点から被害想定や防災・減災対策を考えます。演習やグループワーク、フィールドワークを通じて、被災地でのトリアージ、各災害場面におけるチーム医療、看護者としての役割などについて実践的な学習を積み重ねられることが特長です。


画像提供:東北地方整備局震災伝承館

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